ベーコン

生ハムと製造過程は似ているものの、豚のばら肉を使ったものがベーコンです。

普通のハムに対し3倍近くも塩を使う生ハムに比べ、独特の塩気は少ないものの、脂肪分はとても多いのが特徴です。

加熱する際にはフライパンに油をひかずにベーコンを焼き、溶け出した脂肪分の上から卵を落として作るベーコンエッグ。

今では日本の朝食として欠かせないものになっています。

しかし、豚のもも肉を塩漬けし薫製すれば生ハムで、ばら肉ならばベーコンなのかというと、それだけではありません。

豚のロース肉を使えばカナディアンベーコン、肩肉を使えばショルダーベーコンになります。

つまり、塩漬けした豚肉を沸騰した湯に通さなければ、保存食として活用された生ハムやベーコンになるのです。

生ハムはもちろん、メロンに巻いたりサラダに加えたりと、そのままの状態で食べる方法が一般的ですね。

ベーコンは加熱をしなければ食せないと考えられがちですが、最近では生ベーコンというのもあります。

燻煙の際に加熱処理も施すベーコンと違い、生ベーコンは低温状態で燻煙し、熟成させます。

まさに生ハムと同じ製造方法なのです。

これらは主に非加熱食肉製品と表示されています。

では生ベーコンも生ハムと同じようにそのままの状態で食べても平気なのか、迷ってしまう人も多いでしょう。

長期間、低温の中で乾燥・熟成させることによって、肉の中では乳酸菌などの有用菌が優位に増殖します。

これによって食中毒起因菌や腐敗菌の増殖が抑えられるのです。

ですから非加熱食肉製品という表示は、生の食感を是非とも堪能してもらいたいというメッセージでもあるのです。

焼くだけがベーコンではなく、特徴的な脂肪分の味わい方は様々あるようですね。

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