ロースハム

お歳暮の贈り物として定番ともいえるハム。

その中でもロースハムは、日本人にとって一番身近な存在となっています。

誕生のキッカケは大正10年。当時、ドイツ人捕虜として日本で食肉加工業に従事していたアウグスト・ローマイヤ氏はソーセージ制作所を設立し、

日本人の趣味趣向に似合ったハムの研究を行っていました。

そこで余った豚のロース肉の処分方法として、ハムにする事を考案しました。

食べやすく丸くしたハムはロールドハムと呼ばれ、後にローストハムと名付けられるようになったのです。

従来のハムは加工しなければ食べられませんでした。けれど、日本人の好みに合わせボイル加工を施し製品化。

手軽な洋素材は味もサッパリとしていて、日本のハムの主役として幅広く浸透しました。

この事からわかるように、実はロースハムとは日本固有のもの。

一般的に市販されている商品でも、文句のない味付けで十分に美味しいものが揃っているのですが、

せっかくの日本固有のロースハム。自家製オリジナルのもので、お祝いパーティーなどの食卓を彩ってみるのもいいでしょう。

けれども従来のつくり方を真似てみると、時間や手間暇がかかってしまいます。

薫製器自体、一般家庭に必ずあるものではありません。数種類のスパイスを用意する必要もなく手軽に簡単に、ロースハムを作ることは可能です。

用意するのはもちろん豚ロースの塊肉。あとはお塩とローリエやタイムなどのハーブ。

あとはサラダ油。これだけです。

大きな容器に豚ロース肉約600グラムと水を1.5リットル、塩を60グラム入れて約1日漬け込みます。

次に肉を取り出し、漬けておいた塩水を鍋に移し、ハーブとサラダ油を加え沸騰させます。

沸騰したら火を止めて、肉を浸し蓋をしたら、1時間半から2時間放っておきましょう。

そしたらまた肉を取り出し、鍋を沸騰させ、また火を止めて肉を浸します。

鍋の余熱が冷め、湯が冷めたらそのまま冷蔵庫で6時間程度、寝かします。

これで完成です。肉に直接火を通さないため、硬くなることがありません。

また、ガス代の節約にも適していますね。放っておくだけで出来上がりというのも、嬉しいポイントです。

何より、添加物を一切使用せずに作れるため、お子様でも安心して召し上がれるでしょう。

ハーブの種類などを工夫すれば更に美味しいロースハムになるでしょう。是非一度ご情味ください。

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